超快適!docomo home5Gに変えたら通信速度が劇的改善!(買ってよかったもの②)

くらし

コロナ禍の影響で家にいることが増えて、インターネットで動画を見たりして過ごす方も多いと思います。その際に気になるのが通信速度ですね。

我が家では光回線を契約していますが、朝はとてもサクサク動いて快適ですが、夜になると通信が込み合うためか、とても遅く、モバイルでネットニュースを見るのも一苦労するほどです。

その環境を改善するため、今回ドコモの「home5G」を使用することにしました。

本体の写真 docomoのサイトより

8月12日から「home5G」の本体の予約が開始され、8月27日に発売開始となっています。

早く予約したのがよかったのか、9月2日に本体が届き、すぐに設定して使用開始しました。

home5Gの紹介と、これまでに使用していた回線と通信速度を比較したので紹介します。

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インターネット回線とホームルーターの違い

通常、家の中でインターネットを使いたい場合、インターネット回線を引いて、そこからWi-Fiルーターから電波を飛ばしてそれを受信して使用します。家の中にインターネット回線がない場合は工事が必要となります。

集合住宅でネット回線が準備されている場合、棟内へ引き込むまでは光回線だとしても、そのあとの分岐によって、光配線方式VDSL方式LAN配線のどれかにより各戸へ供給されます。

光配線方式の場合は、各戸へ光配線(光ファイバー)で供給されるため、通信速度は戸建ての光回線と差ほど変化はありません。VDSL方式の場合、既存の電話用ケーブルを使用するため、通信速度が遅くなります。LAN配線の場合は分岐場所からLANケーブルで各戸に供給されるため、こちらも通信速度は遅くなります。

各戸から、モジュラージャックを通してVDSL室内装置からLANケーブルでつなぐ場合はVDSL方式、各戸内にLANコネクタがあり、LANケーブルのみでつなぐ場合はLAN方式となります。

つまり、集合住宅はほとんどの場合、VDSL方式またはLAN配線の可能性が高く、○○光マンションタイプとある場合は、基本的に光回線の通信速度(最大1Gbpsの高速通信)ではなく、VDSL方式(下り最大:100Mbps上り:40Mbps程度)となり、光回線の1割程度の速度しか出ないことになります。

戸建て(すべて光回線)と集合住宅(光回線→VDSL)の回線イメージ

home5Gはホームルーターです。基地局からの5G(もしくは4G)の電波を受信し、Wi-Fiによって、各端末へ電波を飛ばします。通信速度は5G(もしくは4G)の高速通信に対応しているため、集合住宅でも通信速度の改善が見込まれます。

home5Gと集合住宅の光回線(VDSL方式)のイメージ図

docomo home5Gについて

home5Gの特徴

home5Gの特徴として、docomoのホームページ(https://www.nttdocomo.co.jp/home_5g/router/?icid=CRP_HOM_to_CRP_HOM_router)に次の記載がありました。

  • 簡単設置の5G対応ホームルーター
  • コンセントに挿すだけでWi-Fi環境が整う
  • 5G高速通信対応 最大受信速度4.2 Gbps(1秒あたり4.2ギガバイト)
    • 5Gによる高速通信に対応。4G(LTE)環境でも受信時最速1.7Gbpsの通信速度を実現。
  • Wi-Fi 6& ビームフォーミング対応で快適通信
    • 最新のWi-Fi 6対応で、最大速度1201Mbps。ワイヤレスでも快適な通信を。
  • 使いやすさを重視した簡単接続機能搭載。
    • QRコードを、スマホのカメラで読み込むだけで接続可能。WPS接続にも対応しているため、ボタン一つで簡単接続。

電源をつないで、設定をして、各端末と接続するという3ステップでネット回線が開通するため、ものすごく簡単にネット回線を設置することができます。

5Gを受信できない地域は4Gとなり、受信速度が異なります(5G:最大4.2Gbps、4G:最大1.7Gbps)。それでもVDSL方式(最大:100Mbps)と比較しても17倍となるため通信速度は大幅にアップします。Wi-Fiでは最大速度が1201Mbpsであるため、それでも12倍ほどの速度が試算上得られます。

各端末の設定もQRコードを読み込むだけで、パスワード等の入力が不要であるのは使い勝手がよいと思います。

通信環境の確認

本体「home5G HR01」は5G対応ですが、設置する環境が5Gでなければ、当然5Gの電波を受信できません。電波環境はdocomoホームページのサービスエリアマップ(https://www.nttdocomo.co.jp/area/servicearea/?rgcd=03&cmcd=5G&scale=2048000&lat=35.690767&lot=139.756853&icid=CRP_HOM_top_to_CRP_AREA_servicearea)で確認できます。

自分の地域を含むエリアを選択すると、赤色部分が5Gエリアオレンジ色が4G(LTE)エリアとして表示されます。下図は京都市伏見区を中心として表示してみました。赤色の5G地域はそこそこありますが、オレンジ色の4G地域もかなりあります。

home5Gは赤色地域とオレンジ色地域で使用できます。それ以外の色の地域は設置しても電波を受信できず使用できない可能性があるので、購入前に確認が必要です。

home5Gの契約

home5Gを使用するには、本体「home5G HR01」の購入と、docomoが提供する「home5G プラン」に加入すると使用できます。

本体「home5G HR01」はdocomoオンラインショップまたは店舗で購入できます。オンラインショップでの価格は39,600円(税込)です。オープン価格だそうなので、店舗での金額は販売店によって異なる可能性があります。月々サポートが適応され、開通月翌月から36か月間、毎月1,100円(計39,600円)の割引があり、3年間使用することで、本体代は実質0円となります。

home5Gプランは4,500円(税込み4,950円)/月です。プランを契約する際、設置場所の住所を入力します。home5Gは設置場所として登録した場所でしか使用できないようになっています。

初期投資としては、本体代の39,600円ですが、3年かけて月々サポートにより返金されるので、費用としては、毎月の4,960円が固定費として支出されることとなります。

現在使用している光回線の費用は4,510円(税込)/月であるため、固定費としては増加となりますが、通信環境が改善されるのであれば、多少の追加もやむなしと考えています。

home5Gの設置

home5Gの設置は次の通りです。夫は設定を含め1時間程度で設置していました。

  1. 本体にドコモnanoUIMカードを取り付ける
  2. 設置場所を決める
    • 見通しのよい、窓から近い場所に設置
    • 身体から20㎝以上離し、かつその間に金属(部分)が含まれない場所
  3. ACアダプタと本体と接続し、電源プラグをコンセントにつなぐ
  4. 本体を再起動する
  5. 開通手続きをする(ネット環境が必要)

home5Gは開通手続きをしないと使用できません。開通手続きには購入時のメールに記載されている受付番号等が必要で、インターネット上で手続きが必要なため、最低でもスマートフォンが必要です。

我が家では既存のネット回線がそのままあったので、パソコンで開通手続きを行いました。

本体は窓際の使用していない部屋に設置しました。左端のランプが青色だと5Gに接続、緑色は4Gに接続となります。我が家は5Gエリア外のため、4Gに接続しています。

通信環境の比較

home5Gを設置したので、既存の光回線(マンションタイプ、VDSL方式)と通信速度を比較しました。

下り(データ受信)の通信速度を比較したグラフです。

朝の5時台はhome5Gと光回線での通信速度差はあまりありませんが、夜や土日になると光回線は通信速度が一気に低下しているのがわかります。

下り・上りの通信速度をhome5G、光回線、モバイルで比較したグラフです(単位はMbps)。

下り(データ受信)は圧倒的にhome5Gが速いです。夜8時では、home5G光回線の30倍の速度です。

上り(データ送信)に関しては光回線が優位ですが、通常、インターネットでデータを受信することはあっても送信することはほとんどないため、ネット環境としては、下りが速いhome5Gに軍配があがりました。

実際、夜にネットゲーム、YouTubeを起動した状態だと、今まではネットニュースすら受信できない環境でしたが、home5Gにしたことで読み込み時間はほぼゼロになったので、とても快適です。

まとめ

home5Gを設置したことで、下りの通信速度が3倍~30倍となり、ネット環境はすこぶる良くなりました。

固定費としては月500円程度増額となりますが、ネット環境が整ったことを考えると年額6000円の増額は許容範囲内と考えます。

賃貸マンションや集合住宅でVDSL方式の光回線を使用しており、通信速度に不満がある方はhome5Gの設置を検討されてもよいかと思います。

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